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2012年10月7日 - 2012年10月13日

2012年10月10日 (水)

虫歯にならないための歯磨き術

虫歯にならないための歯磨き術を解説します。
っとその前に、そもそも「虫歯」とは何ぞや?という所から説明します。

口の中にいる悪い細菌は糖を餌にして活動しており、
その細菌が出す酸によって口の中が酸性になると、
歯を保護している歯のエナメル質が溶けてしまいます。
これを「脱灰」と言います。

しかし通常は唾液によってエナメル質が修復され、
口の中もアルカリ性に戻ります。これを「再石灰化」と言います。
これは歯磨き粉のCMでよく流れていますね。

ただ、唾液の量が少なかったり、口の中に糖が残り続けると、
細菌によって口の中が酸性になりやすくなり、脱灰が起こりやすくなります。
また、再石灰化も遅くなったり、追いつかなくなってしまいます。

それによって歯のエナメル質が溶け、
歯のカルシウムが直接酸に侵されます。
そうして歯が変形したりしたものを「虫歯」と呼びます。

エナメル質には神経は通っていないため、
一般的に「虫歯が痛い」という時は手遅れな事が多いです。
削ったり、銀歯や金歯で被せて悪化を防ぐか、抜く事になるでしょう。
初期段階であれば再石灰化で修復される可能性があります。



前述した通り、唾液によって歯は守られていますので、
唾液を分泌し、口の中の乾燥を防ぐ事が必要です。
また、細菌の餌となる糖が口の中に残らないよう、
口の中を清潔にしておくためにも唾液は必要不可欠です。

つまり唾液を分泌させる事が虫歯を防ぐために重要なのです。

口の中を清潔にするために歯磨き粉を使用して歯磨きをすると思います。
おそらく日本人の大半が毎日朝と寝る前、
歯磨き粉を使用して歯を磨いているはずです。

ですが歯磨き粉自体には唾液を分泌させる作用はありません。
唾液ごと絡めて外へ捨ててしまいます。
更に、強い歯磨き粉では、
頬の内側にある粘膜までも削り取ってしまいます。

粘膜は口の中を乾燥から守る役割があるので、
歯磨き粉で口の中を掃除し過ぎると逆に乾燥の原因になります。
口の中が乾燥すると、
虫歯になりやすくなり、更に口臭の原因にもなります。

口の中を清潔に保とうとしている事が逆効果になってしまうのです。

ではどうしたら良いか、
答えは簡単で歯磨き粉を使わなければ良いのです。
歯磨き粉を使わずに歯磨きをする事を「水磨き」と勝手に呼んでいます。
つまり水と唾液だけを使って歯磨きをします。

いきなり「汚い」とか思われそうですが、そうではありません。
乾燥を防ぎ、唾液を分泌させる事が目的なのでこれで良いのです。
前述の通り、口の中の粘膜と歯を唾液でコーティングする事で、
虫歯を予防し、口の中を綺麗にする事ができます。

もちろん毎日水磨きをする訳ではありません。
3~5日1回程度で構いませんので水磨きをしましょう。
まず何回かやってみて少しずつ慣れていきましょう。



次に歯を磨く1日の回数ですが、
これは起床後と就寝前だけで大丈夫です。
唾液の力を最大限活かしたいので、
あまり歯を磨く頻度を増やさないようにしましょう。

口臭が気になるからと1日に何回も磨く人がいますが、
逆に口の中が乾燥して口臭の原因に、
強く磨き過ぎても口臭の原因になります。
それよりも生活習慣の方を注意された方がよろしいかと思います。

次に歯の磨き方ですが、しっかりと歯の「全ての面」を磨くようにします。
全ての面というのは歯の前(口を開けた時に見える面)、
上(上の歯と下の歯が接する面)、裏(舌の側にある面)の3つの面です。

やり方としては例えば、
まず下の歯の裏から丁寧に1本ずつ優しく磨いていきます。
同じように上の面、前の面を順番に磨きます。
上の歯も同じように磨きます。

続いて水で一度口の中を濯いだ後、
下の歯を歯と歯の隙間を掃除するように磨いていきます。
上の歯も同じようにして葉と葉の隙間を磨きます。
特に歯の裏面を丁寧に磨きます。

もう一度水で口の中を濯いだ後、
今度は自分の舌を使って歯の面を撫でて確認します。
もしザラザラしていたりして歯垢が残っていれば、
そこを歯ブラシで重点的に磨きます。

そして最後に水を口の中に含み、
歯と歯の隙間に水を流すよう、頬の筋肉を使って水を前後に移動させます。
続いて葉と葉の隙間に水を流すように今度は左右に水を移動させます。
そうして口の中が濯げたら一度水を捨てます。

最後に口を大きく開けてうがいをして終了です。
こんな感じで歯磨きをする時は隅々までしっかりと丁寧に行いましょう。
細かくて面倒臭いと思いますが、口の健康のために是非。



ちなみに逆に唾液の量が多くて困っている人は、
水磨きの頻度をもっと少なくしたり、
顔の筋肉をよく動かすようにすると減らす事ができるようです。

ただし食べ物を食べる時のように顎を動かすと、
逆に唾液が分泌されてしまうので、
顔の筋肉だけを動かすようにすると良いでしょう。

その他、唾液の分泌量は、
食べる時の噛む回数や食事の内容、
ホルモンバランスによっても変わります。

よく噛み、バランスの良い食生活を心がけ、
早寝早起きをして規則正しい生活をしましょう。

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