歯列を改善する方法

2014年1月21日 (火)

歯列を改善する方法まとめ

当サイトの「歯列を改善させる方法」のまとめです。
各ページを見るのが面倒臭いという方や、
すぐに情報がほしいという方はご覧下さい。



まとめです。

1.歯列矯正を行うのが一番の近道だが、高額になる可能性が高い
2.歯列矯正には長い期間が必要→若い内に行っておいた方が良い
3.親知らずを全て抜き、歯を正しい位置へ移動させるスペースを確保する
4.ただしやたら抜きたがる歯医者もいるので注意すべし
5.親知らずが真っ直ぐ4本とも生え、虫歯の心配がなければ無理して抜く必要はない
6.「矯正を止めたら元に戻った」は、舌や口の周りの筋肉が弱いのが原因
7.舌や口の周りの筋肉を鍛え、舌癖を改善させる
8.舌癖が改善すると、舌の位置が定まり、歯を舌で押す事が少なくなる
9.口呼吸から鼻呼吸メインにし、舌で歯を押さないよう常に意識する
10.舌や口の周りのトレーニング方法は、歯科でも指導してくれない場合がある
11.虫歯予防には口の中を乾燥させない事が重要
12.唾液の分泌を正常にするため、規則正しい生活習慣が必要
13.よく噛んで食べる事、早寝早起きなど、生活習慣は毎日の積み重ね
14.たまには水磨きが大切

以上です。
詳細については各ページをご覧下さい。

一応、当ブログでは書きたい事は書かせてもらいました。
今後は不定期更新・放置気味になると思いますが、当ブログは残しておきます。

尚、リンクにもありますが、
他のテーマを扱ったブログをいくつか運営しております。
興味のある方はご覧いただければ嬉しいです。

ビタミンを摂ろう

ビタミンを摂りましょう。





まずはビタミンA。
ビタミンAは「眼に良い」とよく言われますが、
その他に皮膚や粘膜を正常に働かせる助けをします。
ビタミンAを摂る事で口内環境を整え、虫歯や口内炎を予防しましょう。

続いてビタミンB群。
ビタミンB群は「ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸、
ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ビオチン」の8種類があります。
どれも酵素の働きを助ける役割がありますが、
それぞれバランス良く摂る事でのみ効果を発揮する事ができます。

続いてビタミンC。
ビタミンCにはコラーゲンの合成という重要な役割があります。
コラーゲンは人間の皮膚に多く存在しており、
ビタミンCを摂ると肌が綺麗になるのはこのためです。
ビタミンCが不足すると唇、口の中、歯茎などが維持できなくなります。

続いてビタミンD。
ビタミンDはカルシウムの吸収を促進させる働きがあります。
ので、ビタミンDを摂ると歯が丈夫になります。
ただしビタミンDは食品から摂るのは難しいので、
日光(紫外線)を浴びる事により体内で合成する必要があります。

最後にビタミンE。
ビタミンEには強い抗酸化作用があり、
酸化を防ぎ、様々な病気から体を守ります。
ちなみにビタミンAやCにも抗酸化作用があります。
また毛細血管を正常に働かせる役割もあります。

これらを摂るためにはバランスの良い食生活が重要です。
大変だという方は上記のようなサプリメントをオススメします。

口の中をアルカリ性にしよう

一般的に食べ物にはアルカリ性と酸性があります。

食べ物のアルカリ性か酸性かは、
その食べ物を燃やした後に何が残るかによります。

アルカリ性の食べ物は燃やした時にミネラルが残り、
そのミネラルはアルカリ性です。
しかし酸性の食べ物は燃やした後に灰が残り、
その灰が酸素と反応すると酸性の物質になります。

口の中が酸性になると歯が溶けやすくなり、
虫歯になりやすくなってしまいます。
ので、アルカリ性の食べ物を食べる事で中和します。

ただし食べ物だけでは、
体全体をアルカリ性にしたり酸性にしたりする効力はないですし、
あまりアルカリ性だ酸性だと拘り過ぎると食生活が不憫になってしまいます。
要はどちらを多く食べるか、という割合的な話です。

下記にありますが、肉は酸性ですが、
酸性云々よりも肉を主食にしている食生活の方が問題です。
その食生活を改め野菜や果物など「も」食べましょう。
結局バランスの良い食生活が一番重要だという事ですね。



以下にアルカリ性と酸性の食べ物を一覧にしてみましたので参考までに。

●酸性の食べ物
・ほとんどの肉類、魚類
・加工された食品(冷凍食品、缶詰など)
・糖の多い食品(炭水化物系統、お菓子など)
・アルコール、コーヒー、紅茶、炭酸などの飲み物
・ほとんどの乳製品
・穀類

●アルカリ性の食べ物
・ほとんどの野菜
・ほとんどの果物(酸っぱい系を除く)
・ほとんどのきのこ類
・大豆製品

※酸性の食べ物だから摂ってはならないという事ではありません。
アルカリ性の食べ物「も」ちゃんと食べよう、という事です。

キシリトールとカテキン

歯に良いとされる「キシリトール」と「カテキン」についてです。

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通常、虫歯の原因となる細菌は糖を餌にして、
歯を溶かす酸を作り出します。

キシリトールは糖アルコールの一種で、
キシリトールを摂ると口の中で「通常の糖」の代わりになります。

虫歯の原因となる細菌がキシリトールを餌にすると、
酸を作れなくなるので歯が酸に侵される事が少なくなり、
これが虫歯予防に繋がります。

ただしキシリトールによく言われる「再石灰化を促進する」という効果は、
医学的には全く証明されていません。
あくまで通常の糖の代わりになってくれるだけです。

また、キシリトールには弱い下剤作用があり、
人によってはお腹が緩くなったりするかもしれません。
摂り過ぎには注意しましょう。



一方、カテキンには抗菌作用があり、
虫歯の原因となる細菌が「新たに」繁殖しないようにします。

ただし抗菌作用であって「殺菌作用」ではありません。
元々虫歯の原因となる細菌が多い口の中では、
カテキンを摂ってもあまり意味はないでしょう。

丁寧に歯磨きをし、バランスの良い食生活をし、
鼻呼吸にし、早寝早起きをし、規則正しい生活をする事。
それによって口内環境が整います。

カテキンの効果を発揮するのはその後です。
ので、いきなりカテキンに過度な期待をするのは禁物だと思います。
これはキシリトールにも言える事です。

ちなみにカテキンはポリフェノールの一種です。
カテキンは酸化すると茶色へ変化するので、
摂り過ぎると歯に色が付いてしまう原因になります。
健康には良いですが摂り過ぎには十分注意を。

ケイ素とフッ素

あまり聞いた事のない栄養素ですが、
「ケイ素」や「フッ素」も歯に効果があるようです。

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(ケイ素もフッ素も食用じゃないものがあるので注意)


まずはケイ素から。
ケイ素はコラーゲンの合成とカルシウムの吸収に関わる栄養素です。
骨・歯をより強固なものにします。

食品では食物繊維のペクチンや未精製の穀物(の皮)に含まれています。
ただし摂っても微量しか使われませんので、
そこまで意識的に摂る必要はありません。

一方、フッ素は骨・歯の表面を覆って丈夫にする働きがあります。
歯の表面を保護する事で虫歯予防になるので、
最近の歯磨き粉にはフッ素が含まれている事が多いですね。

食品ではお茶類や干しエビ・芝エビなどに含まれています。
無論ですが歯磨き粉は食べられません(笑)

2012年10月10日 (水)

虫歯にならないための歯磨き術

虫歯にならないための歯磨き術を解説します。
っとその前に、そもそも「虫歯」とは何ぞや?という所から説明します。

口の中にいる悪い細菌は糖を餌にして活動しており、
その細菌が出す酸によって口の中が酸性になると、
歯を保護している歯のエナメル質が溶けてしまいます。
これを「脱灰」と言います。

しかし通常は唾液によってエナメル質が修復され、
口の中もアルカリ性に戻ります。これを「再石灰化」と言います。
これは歯磨き粉のCMでよく流れていますね。

ただ、唾液の量が少なかったり、口の中に糖が残り続けると、
細菌によって口の中が酸性になりやすくなり、脱灰が起こりやすくなります。
また、再石灰化も遅くなったり、追いつかなくなってしまいます。

それによって歯のエナメル質が溶け、
歯のカルシウムが直接酸に侵されます。
そうして歯が変形したりしたものを「虫歯」と呼びます。

エナメル質には神経は通っていないため、
一般的に「虫歯が痛い」という時は手遅れな事が多いです。
削ったり、銀歯や金歯で被せて悪化を防ぐか、抜く事になるでしょう。
初期段階であれば再石灰化で修復される可能性があります。



前述した通り、唾液によって歯は守られていますので、
唾液を分泌し、口の中の乾燥を防ぐ事が必要です。
また、細菌の餌となる糖が口の中に残らないよう、
口の中を清潔にしておくためにも唾液は必要不可欠です。

つまり唾液を分泌させる事が虫歯を防ぐために重要なのです。

口の中を清潔にするために歯磨き粉を使用して歯磨きをすると思います。
おそらく日本人の大半が毎日朝と寝る前、
歯磨き粉を使用して歯を磨いているはずです。

ですが歯磨き粉自体には唾液を分泌させる作用はありません。
唾液ごと絡めて外へ捨ててしまいます。
更に、強い歯磨き粉では、
頬の内側にある粘膜までも削り取ってしまいます。

粘膜は口の中を乾燥から守る役割があるので、
歯磨き粉で口の中を掃除し過ぎると逆に乾燥の原因になります。
口の中が乾燥すると、
虫歯になりやすくなり、更に口臭の原因にもなります。

口の中を清潔に保とうとしている事が逆効果になってしまうのです。

ではどうしたら良いか、
答えは簡単で歯磨き粉を使わなければ良いのです。
歯磨き粉を使わずに歯磨きをする事を「水磨き」と勝手に呼んでいます。
つまり水と唾液だけを使って歯磨きをします。

いきなり「汚い」とか思われそうですが、そうではありません。
乾燥を防ぎ、唾液を分泌させる事が目的なのでこれで良いのです。
前述の通り、口の中の粘膜と歯を唾液でコーティングする事で、
虫歯を予防し、口の中を綺麗にする事ができます。

もちろん毎日水磨きをする訳ではありません。
3~5日1回程度で構いませんので水磨きをしましょう。
まず何回かやってみて少しずつ慣れていきましょう。



次に歯を磨く1日の回数ですが、
これは起床後と就寝前だけで大丈夫です。
唾液の力を最大限活かしたいので、
あまり歯を磨く頻度を増やさないようにしましょう。

口臭が気になるからと1日に何回も磨く人がいますが、
逆に口の中が乾燥して口臭の原因に、
強く磨き過ぎても口臭の原因になります。
それよりも生活習慣の方を注意された方がよろしいかと思います。

次に歯の磨き方ですが、しっかりと歯の「全ての面」を磨くようにします。
全ての面というのは歯の前(口を開けた時に見える面)、
上(上の歯と下の歯が接する面)、裏(舌の側にある面)の3つの面です。

やり方としては例えば、
まず下の歯の裏から丁寧に1本ずつ優しく磨いていきます。
同じように上の面、前の面を順番に磨きます。
上の歯も同じように磨きます。

続いて水で一度口の中を濯いだ後、
下の歯を歯と歯の隙間を掃除するように磨いていきます。
上の歯も同じようにして葉と葉の隙間を磨きます。
特に歯の裏面を丁寧に磨きます。

もう一度水で口の中を濯いだ後、
今度は自分の舌を使って歯の面を撫でて確認します。
もしザラザラしていたりして歯垢が残っていれば、
そこを歯ブラシで重点的に磨きます。

そして最後に水を口の中に含み、
歯と歯の隙間に水を流すよう、頬の筋肉を使って水を前後に移動させます。
続いて葉と葉の隙間に水を流すように今度は左右に水を移動させます。
そうして口の中が濯げたら一度水を捨てます。

最後に口を大きく開けてうがいをして終了です。
こんな感じで歯磨きをする時は隅々までしっかりと丁寧に行いましょう。
細かくて面倒臭いと思いますが、口の健康のために是非。



ちなみに逆に唾液の量が多くて困っている人は、
水磨きの頻度をもっと少なくしたり、
顔の筋肉をよく動かすようにすると減らす事ができるようです。

ただし食べ物を食べる時のように顎を動かすと、
逆に唾液が分泌されてしまうので、
顔の筋肉だけを動かすようにすると良いでしょう。

その他、唾液の分泌量は、
食べる時の噛む回数や食事の内容、
ホルモンバランスによっても変わります。

よく噛み、バランスの良い食生活を心がけ、
早寝早起きをして規則正しい生活をしましょう。

2012年9月30日 (日)

親知らずについて

「親知らず」とは10代後半~20代にかけて生えてくる、
奥歯の更に奥にある4本の歯の事です。

人によって歯が生えない(歯が見えない)人や、
4本綺麗に生えそろう人、1~3本しか生えない人、
少しだけ歯が見える人などがいます。

更に他の歯よりも遅れて生えてくるので、
真っ直ぐ4本とも生えそろうのは極めて稀です。
もちろん真っ直ぐ生えれば虫歯も歯並びも心配ないのですが、
そうでない人の方が多く、歯並びの悪化や虫歯の原因になっています。

何故親知らずが生えると歯並びが悪くなるかというと、
日本人は顎が小さく、親知らずの生えるスペースがないからです。
(顎が小さくなるよう退化してきたが、歯の本数はあまり変わっていないため)
元から生えている歯を押し出すようにして生えるからです。

その過程で曲がって生えると、
奥歯と親知らずの歯の間に隙間が生まれ、
そこが虫歯の原因になってしまうのです。

何故日本人の顎は小さいかというと、
日本人は柔らかい食べ物を好むからです。
柔らかい食べ物ばかり食べていると、
顎の筋肉が発達せず、口も歯も歯を支える歯茎も育ちません。

よくテレビに出ている顔の小さな芸能人がいます。
確かに顔が小さくてイケメン・美系な人が多いですが、
顔が小さい=顎が小さいという事なので、歯並びが悪い人が結構います。
もし顔や顎が小さくて歯並びも良い人は、
既にテレビに出る前に歯列矯正をしている事が多いです。
もちろん奇跡的に顎が小さくても歯並びが良いという人はいるでしょうが(笑)
(そもそも「美」で売っているのに「食は疎か」ってどういう事?w)
(「美」で売っているのに歯並びが悪いってどういう事?って思っちゃいます)



歯並びが悪くなってしまった人が歯並びを良くするためには、
まず歯を移動させるスペースがなければなりません。

前述した通り、顎の小さい人は親知らずが生えるスペースがないため、
親知らずは他の歯を押し出すようにして生えてきます。

例えば親知らずが前に向かって生えると、
それによって全体的に歯が前へ押し出され、
歯と歯の隙間がなくなって歯の身動きがとれなくなります。

そんな状態でどんなに口の筋肉や舌の筋肉を鍛えても、
歯が移動するスペースがありませんから一向に歯並びは良くなりません。
一度そういう状態になると自分ではそう簡単に戻せません。

ので通常、歯医者さんで歯列矯正を行うためには、
歯を移動させるスペースを確保するため、歯を抜きます。
(人によっては健康な歯を抜かなければならない場合もある)

親知らずも健康に真っ直ぐ生えていない限り、
抜かなければ歯列矯正ができないので抜いてしまう事が多いです。
(ただし親知らずだからといって抜けば良いという訳ではない)

人によっては矯正をせず、親知らずだけ抜く人もいます。
歯列矯正は高額な事も多いため、
そこは自分の財布と歯医者さんと相談して下さい。
(やたら歯を抜きたがる歯医者もいるので注意)

親知らずを抜いただけで自然に歯並びが戻れば一番良いのですが、
親知らずを放置していた時間が長いと、
逆に歯と歯の隙間が生まれる事の方が多いようです。
ので、歯並びを治すためにはやはり歯列矯正をした方が良いかと・・・。



ちなみに歯を移動させるスペースの確保ですが、
歯茎へのマッサージで改善される場合が僅かながらですがあります。
(親知らずの影響を放置していると歯茎も歪んでしまう)

よくお湯で揉むように歯茎をマッサージしましょう。
強く押したり、ばい菌が入ったりしないように注意しましょう。

もちろん口の周りや舌の筋肉のトレーニングも忘れずに。

2012年9月25日 (火)

舌と口の周りの筋肉を鍛えよう

舌癖トレーニングの有名なものとして「あいうべ体操」があります。
これは舌のトレーニングをする事により、
舌の筋肉を鍛えて舌癖を改善させるというものです。

やり方は簡単です。
1.「あー」と口を全力で大きく開く。
2.「いー」と口を全力で横に開く。
3.「うー」と口を全力で前に突き出す。
4.「べー」と「え」の口で舌を全力で前に突き出す。


これを1セット?回=3セットやるだけです。
回数が?なのは各々の能力で決めて欲しいからです。

声は別に出しても出さなくても構いませんが、 出した方が口を大きく開ける事ができると思います。
口を大きく開けて口と舌をよく動かすのがポイントです。

何回かやってみると舌が少し後ろへ引っ込んだのが分かると思います。
ですがこれは一時的なもので1日経つと元に戻ってしまいます。
毎日続けて口や舌の筋肉を鍛える事で、効果を継続させる事ができます。

そうすれば舌癖が改善され、舌で歯を押す事が少なくなります。
ただし舌癖はこのトレーニングだけでそう簡単に治せるものではありません。
常に舌の位置を意識し、歯に当てないようにするようにしましょう。



ちなみにこのトレーニング自体には、 歯並びを直接治す効果はありません。

歯列矯正をしたことがある人は分かると思いますが、
歯並びを治すためには長い時間がかかります。
このトレーニングはあくまで口や舌の筋肉を鍛えたり、
ストレッチするためのものだとご理解下さい。

また「やり過ぎ」も禁物です。
普段口を大きく広げない方や顎の筋肉が弱い方など、
そういった慣れていない方がいきなりこれをやり過ぎると、
顎を痛める(顎関節症など)事があります。

これ以外にも口や舌の筋肉を鍛える方法はたくさんあります。
例えば「早口言葉」「リップロール=唇をブルブル」
「タングトリル=巻き舌」「カラオケ」などなど、
顔、口、舌を動かすものであれば何でもトレーニングになります。

特に矯正を現在されている方にやって頂きたいと思います。
舌や口の周りの筋肉を鍛えれば、
「矯正を止めたら元に戻ってしまった」という事を最低限防げるかもしれません。

2012年9月21日 (金)

舌癖とは?

歯並びが悪くなってしまう原因の一つに「舌癖」というものがあります。

舌癖とは読んだ字の如く「舌の癖」です。

舌の癖にはどういうものがあるかというと、
例えば上下の前歯を舌で押す癖や歯を舐める癖、
喋ったり食べ物を食べたり飲み物を飲んだりした時に、
舌で歯を押してしまう癖など色々あります。

これらの癖は自分では気付かない事が多いのが特徴です。
それによって以前の記事に書いた食事や睡眠のように、
生活習慣単位で蓄積されてしまいます。

1日2日舌で歯を押してもさほど影響はありませんが、
何週間何ヶ月何年と続ければ歯に必ず悪い症状が出ます。

舌で歯を押すという事は歯列矯正と同じ仕組みです。
歯に力を与え続ければ歯と歯の隙間が空いたり、
前歯が前の方にズレたりと、歯並びは悪くなってしまいます。

また、舌の筋肉の弱い方は普段の舌の位置が定まらないので、
リラックスしている時も誰かと喋っている時も、
食事をして何かを食べたり飲んだりしている時も、
普段から舌で歯を押してしまっています。
それによっても歯並びは悪くなってしまうのです。

それに関連して「舌っ足らず」や「滑舌が悪い」という人がいますが、
これはほとんどの場合、舌の筋肉や口の周りの筋肉がうまく機能しておらず、
発音がスムーズにできなくなっています。

そういう人の場合、舌や口の周りの筋肉を鍛えたり、
顔の皮膚をストレッチさせると発音がうまくできるようになります。
(もちろんトレーニングとストレッチを継続する事が必要)

特に「歯を矯正したのにしばらく経ったら元に戻った」
これはほとんどの場合、舌癖と口の周りの筋肉の衰えが原因です。

良心的な歯医者では歯の矯正と同時に、
舌・口の周りの筋肉を鍛えるトレーニングを指導してくれます。
が、残念な事に指導してくれない場合も多いようです。

歯を矯正しているという方は、
その間、舌や口の周りの筋肉を鍛えるようにしましょう。



ちなみに先天的に滑舌が悪くなってしまう人も中にはいます。
例えば舌の下にスジを「舌小帯」と言いますが、
これが生まれつき短い人がおり、
こういう場合は舌をうまく動かせません。

舌の先が下にあるスジに引っ張られ、
舌の可動域が狭まり、生活に生活に支障が出る場合があります。
酷い場合は手術が必要との事です。

2012年9月18日 (火)

寝ている時を考える

実は歯並びは寝ている時にも悪くなります。

よく「うつ伏せで寝る」という方はいらっしゃいませんか?
うつ伏せで寝るのが普通になると歯並びは簡単に悪くなってしまいます。

睡眠は1日7時間~9時間、
人によってはそれ以上摂っている人もいるかもしれません。

1日2日ではそれほど影響はありませんが、
睡眠も食事と同じように人間が生きていくためには必要不可欠なものです。

1日9時間だとすると1週間で63時間、
1ヶ月で270時間、1年で3285時間も睡眠に費やしています。
これは約137日分の時間に相当します。
10年続ければ1370日にもなります。

睡眠はそれだけ生活の上で占める割合が大きいものです。
ので、積み重ねればそれによる影響は計り知れません。

うつ伏せでは常に顎が敷布団(床)あるいは枕に接する形になります。
うつ伏せの状態で寝ている人は、
頭の重さが常に顎や歯に力がかかり続けます。

それによって顎や歯が移動しやすくなります。
実はこれ歯列矯正と同じ仕組みです。

歯列矯正も特別な装置で歯に力を与え続け、
それによって歯を正しい位置へ移動させています。

つまり睡眠でもそれが起こってしまうという事です。
そうしていつの間にか歯並びが悪くなってしまうのです。

可能な限り仰向けか横向きで寝るようにしましょう。

ちなみに仰向けがつらい人の多くは体に脂肪がついている事が原因で、
その重みによって呼吸がしづらくなっていることが考えられます。

歯並びのためにも体重を落とし、呼吸をしやすくしましょう。
そうすれば寝付きも良くなりますし、口呼吸も少なくなるので、
口付近が引き締まり、虫歯や歯周病などの予防にもなります。

また、枕を自分の高さに合わせる事も大切ですね。

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